自転車の危険運転の多さに驚く、全国で7429件の摘発

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3月8日の千葉日報の記事から、悪質自転車が日本全国で7924件摘発されたそうです。

ものすごく多い数字だと思いませんか。取締りを強化したことも影響しているようですが、

この数字は昨年6月に、悪質な自転車運転者に安全講習を義務づける制度が始まってから摘発されたものだそうですから1年もたたないうちにこの数字はすごく多いと思います。

危険運転行為の中でも信号無視が全体の4割を超え、講習を受けたケースは東京、大阪、岡山の3都県で7人だったそうです。

千葉県での摘発件数は76件で全国で11番目に多い数字だそうですが、酒酔い運転が41件で最多となっているそうです。

車の飲酒運転と同じように自転車の酒酔い運転が危険なのは明らかなのに、講習の対象とならないのはなんだかおかしいような気もします。

飲酒運転は危険極まりない行為だと思うので、3年間に2回以上の違反切符の交付と言わず、1回の違反で講習を受けたほうが良いと考えてしまいます。

自転車運転の危険行為の内訳

その他の中には飲酒運転などもあるそうです。

1、信号無視              3419件

2、遮断機を無視し、踏切内に立ち入る  1950件

3、携帯電話をしながら運転をし、事故を        これらの合計が7924件

起こすなどの安全運転義務違反      921件

4、一時停止の場所で停止しない      656件

5、ブレーキ不良の自転車の運転      360件

6、その他                618件

昨年6月1日に施行された改正道路交通法では、危険行為として信号無視や一時不停止などの14項目が指定されているそうです。

3年間に2回以上交通切符を交付されると、各地の公安委員会から有料の講習の受講を命じられるそうです。

14歳以上の者がこの対象はとなっています。

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こんな自転車の危険運転による事故もあった

音楽聴きながら自転車運転、女性にぶつかり死なせる

大学生は自転車で走行中、横断歩道を歩いて渡っていた東京都の女性=当時(77)に衝突、転倒させ、くも膜下出血で約2時間後に死亡させたとしている。

大学生はイヤホンで音楽を聴きながら走行。自転車は変速機付きのスポーツタイプで、時速約25キロのスピードが出ていたとみている。調べに対し「下を向いて運転していた」と供述している。大学生は信号を無視して横断歩道を通過しようとしたという。

千葉地裁(岩田真吾裁判官)がこの大学生に、禁錮2年6月、執行猶予3年(求刑禁錮2年6月)の有罪判決を言い渡しています。

自転車の危険行為の14項目とは

「普通に運転すればそんなに心配することないんじゃないの?」と思っている方もいるかも知れません。自分では大丈夫だと思っていた行為が危険な行為に当てはまる可能性もあるようです。

自転車の危険行為の14項目を確認してみましょう。

①信号無視

②通行禁止違反

③歩行者用道路における車両の義務違反(徐行違反)         

④通行区分違反

⑤路側帯通行時の歩行者の通行妨害

⑥遮断踏切立ち入り

⑦交差点安全進行義務違反など

⑧交差点優先車妨害など

⑨環状交差点安全進行義務違反等

⑩指定場所一時不停止等

⑪歩道通行時の通行方法違反

⑫制御装置(ブレーキ)不良自転車運転

⑬酒酔い運転

⑭安全運転義務違反

⑭の安全運転義務違反の中には、携帯電話で会話しながらの運転や音楽プレーヤーを聞きながらの運転も含まれています。傘をさしながらの運転もこれにはいります。傘さし運転はついやってしまいがちでしたよね!?

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出典http://www.city.kawasaki.jp/250/page/0000065497.html:

どんな時に講習の受講対象になるのか

3年以内に14個の項目の中の危険な行為で、違反切符による取締りをされたとき、または交通事故を2回以上繰り返した場合

公安委員会の受講命令が下る

3か月以内に指定された講習を受講しなければならない

受講料5700円

受講時間3時間

もかかってしまいます。

もしも受講命令に従わず、受講しなかった場合

5万円以下の罰金

になってしまいます

まとめ

14項目を守って行動することはそれほど難しいことではないように思います。

余裕をもって行動すれば、信号無視をして進むこともなさそうですし、遮断機が降りている踏み切りに侵入する必要もないでしょう。

音楽を聴きながら自転車を運転して女性を死亡させてしまった事故も記憶に新しいです。あの時○○さえ聴いていなかったら、なんて後悔しないように、自転車に乗る時は運転することだけに集中して乗車すればこのような事故は減っていくのではないかと思います。

気を付けていても起こってしまうのが事故です。自分や家族を守るために是非ご家族で自転車保険の加入をおすすめします。

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