電力自由化、どうしたらいいの?

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4月から電力の自由化が始まるといわれていますね。

電力自由化っていわれても、いまいちよくわからないですよね。参入会社も沢山あるようですし、たくさんの中からどこの会社を選んでいいのかわからない。

手続きも面倒なんじゃないの?などいろいろな疑問がありましたが、

2月27日の「ズームイン!!サタデー」で電力自由化について詳しく説明していましたのでまとめてみました。

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電力自由化って何?

経済産業省電力市場整備室長小川要氏の説明によると

電力自由化とは好きな会社を好きなメニューを自由に選んで電気を買えるようになることだそうです。

10社だけだった電力会社が160社以上に

北海道電力、東北電力、北陸電力、東京電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力の10の電力会社

各地域で1つの電力会社しかなかった。東京なら東京電力ということですね。

それが4月1日から

様々な種類(太陽光発電や風力発電)の電力会社の参入で競争が生まれ、より安い料金プランや電気以外のサービスを受けられるようになるそうです。

10社だけだった電力会社が160社以上も参入しているそうです。

その160社の中には大きく分けて2種類あるそうで

Aタイプ 地域の電力会社から電気を買って一般家庭に供給する

Bタイプ 自社で発電所し一般家庭に供給する

主な会社は 東京ガス

ENEOS

東燃ゼネラル石油など

東京ガスは関東に5か所の発電所を持ち、3年後には新たな火力発電所を建設予定

電力自由化で電気料金は本当に安くなるの?

日本エネルギー協会理事本間昇氏の説明によると

電力会社を選ぶポイントは3つあり

  1. どのくらい安いのか
  2. どんなサービスがあるのか
  3. なんの発電なのか

(例)

都内に住む4人家族の場合

今まで年間の電気代(40Aの契約)で約13万2000円

4月から東燃ゼネラルに乗り換えると

年間電気代が約12万5200円になるそうです。年間約   6800円割引

4月からENEOSに乗り換えると

年間電気代が約12万0000円になるそうです。年間約1万2000円割引

都内に住む2人家族の場合

今までの年間電気代(40Aの契約)で約6万3000円

4月から東燃ゼネラルに乗り換えると

年間電気代が約 5万9800円になるそうです。年間約3200円の割引

4月からENEOSに乗り換えると

年間電気代が約  6万0200円になるそうです。年間約2800円の割引

各家庭に合った料金プランを選ぶことで安くなるのだそうです。

でも160社以上もある会社の中から比較して選ぶのは大変ですよね。

電力会社は慎重に選ぼう

電力会社選びのポイント1

電気料金比較サイトで比較しながら選べるサイトがあるそうですよ!

エネチェンジ 電力比較サイトエネチェンジ

価格.com 価格com電気料金比較

どちらのサイトも3つの情報を入力するだけ

①郵便番号

②今の契約プラン(契約種別:従量電灯Bと契約:40Aなど)

③今の電気代

これらの情報を入力するだけでおすすめの電力会社がランキングで表示されるそうなんです!

こちらの2つは電気料金だけの比較でサービスプランは別なのだそうです。

電力会社選びのポイント2

電気が安くなる以外にどんなサービスがあるのか

例えば

旅行会社のH.I.Sの場合・・・サービスの1つに旅行代金の割引がある

スーパーマーケットで電気を買うと・・・卵やティッシュのサービスなどがある

コンビニエンスストアの場合・・・カードのポイントがたまる

電力会社を選ぶポイント3

なんの発電なのか?

これまでは火力発電や原子力発電で発電したものがブレンドされて各家庭に供給されていたのが再生可能エネルギーだけを選択することができるメニューもあるそうですよ。

手続きはどうしたらいいの?

電気料金比較サイト「エネチェンジ」代表取締役有田一平氏の説明によると

手続きにかかる時間は①から③は15分ほどで手続きが完了するそうです。

申し込み方法は4つ

①電話

②インターネット     

③店頭窓口

④郵送

これらの申し込みに必ず用意するものがあり、それが毎月家庭に届く検針票(電気使用量のお知らせ)だそうです。

これに書かれている地点番号とお客様番号が必要

今までの電力会社の解約手続きは新電力会社がやってくれるそうですよ。

さらに

従来のメーターからスマートメーターに交換してくれるのですが、無料で行ってもらえるそうです。立ち会いも不要だそうです。

気を付けたいトラブルも

詐欺のケース

今契約しないと電気が来なくなる    これは誤り、絶対にないことなので気を付けて!

不安相談があれば経済産業省の相談窓口へ相談を!

まとめ

160社以上もある会社から自分の家庭に合った電力会社を選ぶのは大変だと思っていましたが、電力自由化の料金が比較できるサイトがあるとわかればこれを使わない手はないですね。

旅行によく出かけるひとは旅行会社の電力がお得に利用できるかもしれませんし、コンビニエンスストアをよく利用する人はコンビニエンスストアのポイントが嬉しいかもしれません。

自分や家族のライフスタイルに合わせてサービスプランを選んだらお得だとおもいます。

まだ時間があります、じっくり慎重に検討してみてはいかがでしょうか。

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