だんだんと陽ざしに春が感じられる今日この頃。まわりの人々に目のかゆみや鼻水、くしゃみなどで困っている人が多くなってきました。4人に1人は花粉症といわれるほど、近年増加傾向にある花粉症について調べてみました。
花粉症の症状とは
特定の花粉が鼻やのど、目などの粘膜についたときにアレルギー反応によってくしゃみ、鼻鼻水、鼻づまりや目のかゆみなどが出てきます。
これらの症状が長びくと頭が重くなったり、肩がこったりという他の症状が引き起こされてしまいます。
風邪と花粉症どう見分ける?
風邪が流行っている時期に発症してしまうと、花粉症なのか風邪なのか区別がつかないことがあるようです。今年初めて症状が出た、という人は特にそうかも知れません。
ポイントは2週間
風邪のほとんどは1週間から10日ほどで、ほぼ良くなりますね。しかし、花粉症の場合2週間以上経過しても鼻水、鼻づまりなどの症状が持続します。
目のかゆみが特徴
風邪と症状がよく似ていますが、目のかゆみがあったら花粉症を疑って。症状がつらくて日常生活もままならなくなっては大変。そんな時は病院に行きましょう。
花粉症は何科を受診すべき?
自分の一番つらい症状に合わせて病院を選ぶとよいそうです。
目がかゆくてたまらない、涙が止まらない→眼科へ
鼻水、鼻づまりがつらい→耳鼻科、耳鼻咽喉科へ
近くに特定の診療科がない→内科へ。
生活に合わせた薬を処方してもらえます
花粉症の治療薬の中には副作用で眠くなってしまうものもあります。車を運転したり、機械を動かしたりするのに眠くなってしまっては大変ですよね。お医者さんは問診でその人のライフスタイルもきちんと聞いてくれますので、症状に合った治療薬を処方してもらいましょう。
●1日1回だけ飲むタイプや1日2回以上服用するタイプもあります。
●水なしで飲める薬もある。(口腔内崩壊錠)
●小児も飲みやすいドライシロップタイプもある。
自分でできる花粉症対策は?
- 外出時にマスク、メガネ、スカーフ、帽子などを着用する。
- 花粉の付着しやすい綿やウールなどさける。
- よく晴れた日や風の強い日の外出を極力さける。
- 帰宅したら玄関に入る前にか花粉を払い落とす。
- 手洗い、うがい洗顔を必ずする。
- 洗濯物は無理でなければ部屋干しや衣類乾燥機を利用する。
- こまめに部屋の掃除をする。
花粉症の症状を出さないために
花粉症の症状が強く出てしまうときは疲れがたまっていたり、ストレスがたまっていたりしている時かもしれません。鼻がつまっていたりすると寝苦しくて眠れないというのもよくわかります。しかし、そういう時にかぎっていつもよりもっとひどい花粉症の症状が出てしまうと思いませんか。
花粉症も栄養たっぷりの食事と十分な睡眠時間をとることで少し症状が和らぐことがあるそうです。花粉症とは違いますが、私は通年性のアレルギー性鼻炎と長いこと付き合っています。アレルギーの症状がではじめた時は症状に苦しみ、何をやるにも気が重く大変な時がありましたが、自分の生活を見直してみるとダイエットでストレスが溜まっていたり、試験勉強で寝不足になっていたりしていたことが背景にありました。
睡眠時間の確保やダイエットの食事の中に、免疫力アップの食材を取り入れてみたことで頻繁に出ていた鼻水やくしゃみといった症状があまりでなくなっています。花粉症の人も症状が強く出てしまっている人は体が疲れていないかな、ストレスが溜まっていないかな、などライフスタイルを見直すことで改善されるかも知れません。