2月25日(木)の昼、大阪・梅田の交通事故、報道で運転手は大動脈解離を発症して意識のない状態だったのではないか、と言われているようです。
今朝の「グッド!モーニング」では心臓外科医の先生が「この病気は血圧の高い人は年齢に関係なくだれでも起こる可能性があります」と言っていました。
最近疲れるとすぐ血圧が上がったりするので、心配になってしまいました。血圧と関係がありそうな大動脈解離について調べてみました。
大動脈解離とは
心筋梗塞とおなじくらい命にかかわる危険な病気みたいです。
大動脈とは心臓から出ている太い血管で、その大動脈の壁が内側と外側で分離されてしまう病気のことをいうそうです。
大動脈の分離が起こる場所で胸部大動脈解離といわれたり、腹部大動脈解離といわれたりするそうです。
大動脈解離、その症状は?
急性の場合には突然激しい胸と背中の痛みがおこり、緊急を要する病気だそうです。突然ショック状態で意識がなくなることも少なくないとか。動脈の壁が分離されることで血流が悪くなり手や足にも痛みが突然現れることもあるようです。
あまり症状が出ないタイプもあるようなので厄介です。
大動脈解離、その治療法は
急に発症し心臓のすぐ上の上行大動脈に解離がある場合には、死亡する危険性が高いので緊急の手術が必要だそうです。
上行大動脈以外に解離が起こった場合は内科的な治療で対処できることもあるそうです。
大動脈解離、高血圧の人は注意したほうがいい
大動脈の解離が起こる原因はまだ不明なようですが、高血圧が関与していることは多くのデータに現れているそうです。
高血圧が動脈硬化を引き起こすことで血管壁がもろくなり解離したり裂けてしまうことから原因の1つと言われているようです。
動脈硬化が心配、そんな人に
動脈硬化も自覚症状がないとわかりませんよね。
自覚症状がないので「沈黙の殺人者」といわれているようです。
その動脈硬化、簡単に発見できる検査があるらしいです。
CLVI(キャビィ)検査というそうです。
検査時間わずか5分ほどの簡単な検査のようですよ。
仰向けに寝て、両腕と両足首の血圧と脈拍を測定するだけ。
この検査で以下3つの測定ができるそうです。
- 動脈のかたさ
- 動脈のつまり
- 血管年齢
詳しくは動脈硬化netへ
日本全国のCAVI(キャビィ)検査ができる病院情報情も載っています。
大動脈解離、命を脅かす怖い病気だった
ある日突然発症するとなるとやっぱり怖い病気ですね。
普段から自分の血圧や血管の状態を把握しておいたほうがよさそうですね。
高血圧の人はCAVI(キャビィ)検査を受けておくと安心かもしれません。
また、高血圧にならないような生活習慣をしたいものです。