3月31日の朝日新聞のいま子どもたちはー、から
「STUGUIN」(スタグイン)というアプリを知っていますか?
恥ずかしながら、私は新聞記事で初めて知りました。
昨年の1月にリリースし、すでに7万回ダウンロードされているというのでご存知の方もいると思います。
なんとこのアプリ、開発者が女子高生だったのです。愛知県の羽柴彩月さんで、彼女はこのアプリの開発したことで、試験勉強に真剣に取り組めるようになったそうです。そして集中して勉強に取り組んだ結果、この春から慶応大学生になるそうなんです。
アプリ開発のきっかけ
羽柴さんにはある悩みがあったのだそうです。
試験勉強をしていても、LINEのメッセージが届くとすぐに返信してしまったり、つまづいてしまうとツイートしたりを繰り返していたそうです。
「『あ~この怠け癖、自分でも嫌になる!』」と叫んでも直せなくて。中高生なら誰もが持つ悩みだから、解決するアプリを作ろうと思ったんです。」
出典:朝日新聞
勉強中についスマホを触ってしまうー。
開発のきっかけがこんな悩みだったとは驚きです。その悩みを解決するために、アプリを開発してしまうなんてすごい行動力です。
プログラミングを学んだのも高校ではなく、父親のすすめで長期休暇のたびに新幹線で東京のプログラミングスクールに通い学んだそうです。
STUGUINとは
「STUGIN」は無料のアプリで、『勉強が好きになるアプリですー』とうたっています。
出典:http://applion.jp/ipad/app/955713507/gallery/
勉強をする前に教科名と学習内容、予習か復習か、テスト勉強かなどを選び入力し、ストップウォッチをスタートさせて勉強を始めるとLINEなどを触るたびに計測がストップする仕組みだそうです。データが蓄積され、週別、月別、教科の学習内容別のデータがグラフなどで出るそうです。
「記録しているときは、スマホ触れないからめっちゃ集中できる!」などの声も届くとか。
学習時間の共有ができる
『友達と学習時間の共有ができる』それがこのアプリの最大の魅力ではないでしょうか。
常にSNSで友人と繋がっている世代、ラインなどと同じように勉強時間も共有してしまおう、とはよく考えたものです。
フレンドに友達を登録しておくと、学習時間が共有できるそうなので、友達がタイマーをスタートさせると「○○さんが勉強を始めました」など通知が届くそうです。この通知が焦る気持ちを起こし、「友達が勉強している、私もやらなきゃ」という心理が働き、勉強のやる気を引き出すのでしょう。
ダウンロードしてみては?
羽柴さんのように、自分自身で「これじゃあ、ダメだ」と思っている中高生はぜひこのアプリをダウンロードしてみてはいかがでしょうか。友達同士で「STUGIN」を入れて、学習時間の共有をして自分を奮い立たせてみるのもいいのではないですか?
子どもの勉強時間のスマホの使い方に困っている親御さんは、お子さんにこのアプリを勧めてみてはいかがでしょうか。スマホを取り上げられるくらいなら、「STUGIN」を入れて勉強する!となるかも知れません。