4月17日のこの差って何ですか?
老眼になりやすい人となりにくい人の差が衝撃でした。
近視の人は老眼になりにくいや遠視の人が老眼になりなすいなど、巷ではいろいな噂であふれています。しかし、それらは単なる噂に過ぎず、信ぴょう性はないもののようです。
私も強い近視なので、老眼にはならないだろうと思っていました。しかし、最近新聞や本が読みにくい、ピントが合いづらくなってしまっています。
40代前半なので、老眼には早いかな、と思いながらも気になっているところです。
老眼のしくみ
眼球の中には水晶体というカメラのレンズとは働きが似たものがあります。
水晶体は厚さを変化させることで、焦点を合わせる働きがあります。
近くを見るときには水晶体が厚くなりますし、遠くを見るときには水晶体が薄くなるのですが、老眼になってしまうとこの水晶体を調節する働きが鈍くなってしまうのです。
http://www.nikon.co.jp/channel/light/chap02/sec05/
老眼になりやすい人は焦げた食品の摂りすぎ?
老眼になりやすい人というのは
①生活習慣
②遺伝
に大きく二つに分けられるそうです。
これ以外にもう一つ要因があるそうなんです。
老眼について研究されている慶応大学医学部の井上浩義教授は、老眼になりやすい人は
「焦げた食品をたくさん食べたかどうかで老眼になりやすいかが決まります」と言い切っていました。
どういうこと?って思いますよね。
これにはちゃんとした理由があるそうです。
その理由とは、焦げの中に含まれるAGEという物質に関係があるそうです。
このAGE、老化を促進してしまう物質だそうなんです。
料理を焦がせば焦がすほど、このAGEが料理の中に増えてしまうそうなのです。
焦がした料理をたべると、7%くらいのAGEが体内に溜まってしまうそうです。さらに、目の水晶体にAGEが溜まり固くなってしまい、それが原因で水晶体の調節がしにくくなってしまうのだそうです。
私も魚はしっかり焼いたほうが好きですし、パンも必ずトーストします。少しくらい焦げたからといって簡単には捨てません。食材が無駄になってしまいますから。
でもこの焦げが原因で老化が早まってしまっているとしたら、気になるところではあります。
AGEを減らす効果のある食べ物
私もそのうちの1人ですが、AGEが老眼を促進すると聞いてショックを受けた方もいるのではないでしょうか。
そんな方に朗報です。
体内にたまっているAGEを減らすことができる方法がちゃんとあるそうなんです。
アーモンドに効果があるそうです。
アーモンドの中の成分がAGEと結びつくことによって、身体の外に排出してくれるそうです。
慶応大学医学部の井上浩義教授は、実際に半年間にわたってアーモンド25粒を毎日摂り続けたそうです。そうしたことで、体内のAGEが18%も減少したそうです。
体重60㎏の人の場合、アーモンドを1日25粒食べると良いそうです。
1日に食べるアーモンド量 |
体重×25/60=個数
ただし、塩をまぶしたアーモンドの場合は、塩分の摂りすぎで血圧をあげてしまう可能性があるので、無塩のもの、またはハチミツ漬けのものが良いようです。
アーモンドを大量に食べるのは、ちょっと・・・。という人にはアーモンドの飲料がおすすめです。砂糖不使用のものもあり、美味しく飲めますよ。
個人的にはけっこう好きです。飲みやすいようにコーヒーやバナナなどいろいろなフレーバーもあり、そのままの味が苦手な人はフレーバーのものを飲むと良いかもしれません。
まとめ
老眼の原因の一つが焦げた食品の摂りすぎによるものとは衝撃でした。最近では焦げに発がん性があるとかで、焦げを摂らないようにしている人も多いとは思いますが、やはり目の健康のためにも焦げを控えたほうが良さそうです。
しかし、体内に溜まった焦げに含まれるAGEという物質はアーモンドの摂取で減らすことが出きるそうなので、思い当たる人は積極的にアーモンドを摂ってみることをおすすめします。
半年食べ続けて18%も減るそうですからその効果は大きいですよ。