最近よくテレビで取り上げられている絵本『おやすみ、ロジャー』魔法のぐっすり絵本。2月22日のnews every.でも取り上げられていました。世界で話題になっている本ということで、日本でも子どもの寝かしつけに悩むお母さんから支持され、どんどん売り上げを伸ばしているようです。
世界47か国で翻訳も決まっているとか。どうやら子どもの寝かしつけの苦労は万国共通のようですね。
おやすみロジャーには一体どんな秘密が隠されているのでしょうか。
おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本
この本の著者はカール=ヨハン・エリーン氏。行動学者でスウェーデンの大学でコミュニケーション学を教える大学講師なのだそうです。
おやすみロジャーはリラクゼーションを目的とした心理学のテクニックに基づいて執筆されたそうです。もともとは自費出版なのだそうですよ。
おおまかなあらすじ
寝たいのになかなか眠ることができないうさぎの子供ロジャーが眠りにつくまでが描かれています。
人気の秘密はどこにあるのでしょう
おやすみロジャーのには読み方の手引きがあります。
車を運転している人のそばでは読まないようにという注意書きまであります。
読み方のルール
①太字の箇所は、言葉や文を強調して読む
②色文字の箇所は、ゆっくり、静かな声で読む
③【あくびする】の表記は本当にあくびをする
④【名前】にはお子さんの名前をいれる
読み方のルールをきちんと実行することで子どもがちゃんと眠くなるようです。
睡眠医療専門家の話
東京睡眠医学センター長遠藤拓郎医師の話
繰り返しの文字や繰り返しの音楽は一番眠気を誘うとのこと。
「そこの部分はゆっくり読みなさい。」と書いてある箇所、おやすみロジャーという絵本は青字の箇所で子どもを寝かせようとしていると思います。睡眠を導入するのに非常にうまくできている本です、と話されています。
まとめ
子どもの寝かしつけって一苦労ですよね。寝てもらいたい時にかぎってなかなか寝てくれなかったり。夜早く寝せるために昼間たくさん運動させるなどいろいろなことをやった経験がありますが・・・。読み聞かせで子どもが眠たくなる本、子どもがもっと小さいうちにてにいれたかったなぁ、と思います。
ポイントはあくまでも読み方のルールをまもることで子どもが眠くなるそうですよ。面倒くさいなんて言わずに手引きにそって読むこと。それこそが子どもが早く寝てくれるコツのようです。