3月8日の朝日新聞から「悪質アプリ急増」の文字を見つけました。個人情報を抜き取ったり、お金を振り込ませるする不正アプリがあるというのですから、子どもにスマートフォンを持たせている親としては心配です。
どういうことなのか、まとめてみました。
個人情報を盗まれたり余分なアプリをダウンロードされたりする危険
大手のセキュリティソフト会社、トレンドマイクロが調査し発表したものですが、基本ソフトに米グーグルの「Andlroid]を使う機種で2015年に見つかった不正アプリは1000万個を超え、年々増え続けているそうです。
また、不正アプリは比較的審査の厳しい米アップルでも見つかっているそうです。
これまでの不正アプリはゲームや節電に役立つとうたうアプリをダウンロードさせて勝手に個人情報を抜き取ってしまうタイプが主流でした。
しかし、最近では『アドウェア』というアプリが全体の8割を占めるそうです。
アドウェアは無料アプリをダウンロードする際に、余分な不正アプリも一緒にダウンロードさせてしまうもので、無料アプリの提供者から仲介料を得るなどに利用されているそうです。
さらに悪質なのは、出会い系サイトで知り合った相手に不正アプリをインストールさせてから性的な写真を送らせ、不正アプリで抜き取った連絡先に送ると脅してお金を要求するといった事件もあるそうです。
不正アプリから端末や個人情報を守るためにできる対策
①スマートフォンにセキユリティソフトをインストールする
スマホの契約時にセキュリティソフトも導入している方は問題ないとおもいますが、セキュリティソフトをいれていない、またはどのセキュリティソフトを選んだらよいのかわからない時に、機能や性能、価格なども比較ができるサイトがあります。ぜひ活用してみて下さい。
ほとんどのセキュリティソフトで無料体験版があり、購入前にお試しが可能です。
②信頼できるサイトからしかダウンロードしない
信頼できるか、できないかの判断は非常に難しいそうですが、作者不明だったり、配信元が確認できないアプリはインストールしないほうが無難です。そのアプリの評価もチェックするとよいそうです。
例えばAndroidだったらGoogle Play、iphoneだったらApp Storeというようにそれ以外からのアプリはインストールしないほうが良いそうです。
③インストール時の文言をチェックする
私も今まで全然気にしていませんでしたが、インストール時の文言をきちんと読んでいる人はいるのでしょうか。
必要もないのに「連絡先を取得」などの文言が書いてある場合は要注意だそうですよ!
④必要のないアプリはダウンロード、インストールしない
Google PlayやApp Storeなどを見て回っていると、「これは使えそう!」や「このゲーム面白そう」などに遭遇する時がありますよね。
そう思っても『これ本当に必要なのか』をよく考えて、必要のないアプリは極力ダウンロードしないほうが安全です。
●最近ではGoogle PlayやApp Storeにも厳しいチェックをすり抜け、不正アプリが存在している場合があるそうです。
④不正アプリの掲示板などでチェックする
不正アプリ一覧がわかるサイトがあります。ここであらかじめチェックしておくのもよいと思います。
まとめ
不正アプリや悪質アプリは年々増え続けているそうで、うっかりダウンロードして個人情報を盗まれてしまったら大変ですよね。
スマホを持つときには必ずセキュリティソフトを入れることが大切です。
しかし、年々増え続けている情況考えると、セキュリティをすり抜けてしまうアプリも多く存在していそうです。
アプリをダウンロードする時は、慎重に選んだ上で必要かどうかよく考え、さらにダウンロードするときの注意書きをよく読むことが大切です。
お子さんにスマホを持たせるときは、勝手にダウンロード出来ないように設定したり、どうしてもダウンロードしたい時は親の前で一緒にするなどのルールをもうけることも必要です。