3月5日の千葉日報の記事から気になった記事をピックアップしてみました。
千葉県の鴨川市、鴨川シーワールドに世界最小といわれるアザラシ、「ワモンアザラシ」の赤ちゃんが誕生したそうです。
世界での繁殖例はとっても珍しいことなのだそうですよ。鴨川シーワールドでは2年ぶりの2回目で、他は北海道小樽市の小樽水族館だけなのだとか。
そもそも「ワモンアザラシ」について全く知らないので詳しく調べてみました。
世界最小のアザラシの赤ちゃん誕生
純白の新生児毛が見られるのは生まれてから約1か月間だけ
画像元:http://www.kamogawa-seaworld.jp/
2月21日に生まれたワモンアザラシの赤ちゃんです。
生まれた時の大きさは体長55センチ、体重3.9キロで初授乳を確認したものの、母親の母乳が足りていない可能性があるため、補助的に人工哺乳も行っているそうです。
純白の新生児毛で覆われた赤ちゃんを見ることができるのは、出産からわずか1か月間ほどなのだそうです。
まっしろい毛に、真っ黒い瞳、まるでぬいぐるみのようですよね。
見ているだけで癒される感じがします。
ワモンアザラシの赤ちゃんは千葉県の鴨川シーワールドのロッキーワールド地階の専用プールで母親の「アルー」と一緒に見ることができるそうですよ。
画像元:http://www.kamogawa-seaworld.jp/aquarium/aquarium_info/p_h_ochotensis.html
母親との大きさ全然違いますね!
ワモンアザラシ
ワモンアザラシはアザラシ科の中で最も小さいアザラシで北極海全域に生息しています。北極鱈やプランクトン、甲殻類を主食にしているそうです。
漢字で書くと「輪紋海豹」でその名の通り、背中側は灰色の地に灰褐色から黒色の斑紋があります。淡い輪の模様が散財しています。
小さいと言われるだけあって大人のオスでも130センチほどです。メスはもう少し小さく120センチくらいです。体重もわずか50キロほどです。
ゴマフアザラシの大人のオスが体長170センチほどで、体重が130キロほどになるそうなので「ワモンアザラシ」はやはり小さいアザラシのようです。ゴマフアザラシの模様は灰色の地に黒いまだら模様なので区別がしやすいと思います。
千葉県・鴨川市シーワールドで会えます
千葉県の鴨川市にある水族館
画像元:http://www.kamogawa-seaworld.jp/
画像元:http://www.kamogawa-seaworld.jp/
鴨川シーワールドは展示物やパフォーマンスに工夫がされており、1日ゆっくり見て回ることのできる施設です。12のエリアで種類ごとの展示にわかれています。ワモンアザラシはロッキーワールドというエリアで見ることができます。大迫力のシャチのショーや賢いイルカの大迫力のパフォーマンスは見る価値ありますよ!
基本情報
住所:千葉県鴨川市東町1464-18
TEL:04-7093-4803
営業時間:9:00~17:00(3月1日~3月11日)
入園料 | 大人(高校生を含む) | 2800円 |
小人( 4歳~中学生) | 1400円 | |
65歳以上 | 2100円 |
詳細は下記でご確認下さい。
まとめ
動物の赤ちゃんの成長は、猫にしても犬にしてもとても早く思えますが、ワモンアザラシの赤ちゃんの成長はそれ以上に早そうです。
純白の毛が見られる期間が出産後わずか1か月ほどだとは、本当に限られた期間しか見ることができないですね。その後は大人と同じ模様が入って色も白からグレーに変わっていってしまうのです。
今月21日には生まれて1か月を迎えます。ワモンアザラシの赤ちゃんを見たい人はぜひ千葉県の鴨川市・鴨川シーワールドに足を運んでみて下さい。
まっしろいワモンアザラシの赤ちゃんが見られるのは今だけです!