家の近くの道の駅にも小さい筍(たけのこ)が見られるようになりましたが、まだまだ高いですね。時価だから仕方ないですけどね。
地方にもよりますが、千葉県ですとたくさん並ぶようになるのはもう2,3週間といった感じでしょうか。その頃になるとお値段も今の3分の1くらいになりますね。
たけのこ狩りに出かけたり、竹林をお持ちの地主さんからおすそ分け、なんていうチャンスもあるかもしれません。そんなとき、傷んじゃって食べられなくなってしまうのはもったいないですよね。
少しの筍(たけのこ)はすぐになくなってしまうと思いますが、たくさんの筍(たけのこ)がある時の保存はみなさんどうしているのでしょうか。
気になったので調べてみました。
筍(たけのこ)の保存方法 その1 水に浸して保存
保存期間:約1週間
アク抜きした筍(たけのこ)を短期間、1週間程度で使い切ってしまう場合は
タッパーなどの容器に筍が浸るほどの量の水をいれて、冷蔵庫で保存します。
筍があるうちは、毎日水を取り替えたほうがよいそうです。
画像元:http://rassic.jp/content/93
筍(たけのこ)の保存 その2 塩漬け保存
保存期間:約1年
たっぷりの塩を使うので、常温保存が可能です。容器の大きさにもよりますが、常温保存に抵抗がある方は袋のなかで塩漬けしたほうが良いかもしれません。
画像元:http://ws-plan.com/sannsai/takenoko-sio.html
用意するもの:筍(たけのこ)
筍(たけのこ)の量の約30パーセントの塩
容器(アルコール消毒してあると安心)
※容器はジップロックのような密閉できる袋でも可
やり方
①あく抜きをした筍(たけのこ)を縦に半分に切り、たっぷりの塩をまぶしながら容器に敷き詰めていきます。節と節の間にもきちんと塩をまぶしてください。
②つけ始めて2、3日はたっぷりの水分がでるので、その都度水を捨てて下さい。
③筍(たけのこ)からの水分の排出がおちついたら、ひと握りの塩を表面にふりそのまま密閉して保存します。この状態で長く保存できるので、お正月の煮しめなどに使うことが出来ます。
●調理する前に塩抜きします。塩漬けの筍(たけのこ)を使いたい大きさにカットし、薄い食塩水のなかで塩抜きします。水に対して1~1.5%の塩を使います。
※真水につけるよりも早く塩分が抜け、せっかくの旨みが水に溶け出さないそうです。
画像元:http://ws-plan.com/sannsai/takenoko-sio.html
筍(たけのこ)の保存方法 その3 薄味をつけて冷凍保存
保存期間:約半年から1年
用意するもの:筍(たけのこ)・・・300g
出汁・・・2カップ
薄口醤油・・・大さじ1
みりん・・・大さじ1
酒・・・大さじ1
冷凍保存のできる袋
ポイントはうす味をつけて冷凍!スカスカになりません!
あく抜きしたままの状態冷凍すると、筍(たけのこ)がスカスカになり、食感がそこなわれます。
やり方
①あく抜きをした筍(たけのこ)を使いやすい大きさにカットします。
②出汁のなかに薄口醤油、酒、みりんを入れて火にかけ、沸騰したらカットした筍(たけのこ)を入れ、落としぶたをして弱火で25分ほどに含めます。そのまま冷まします。
③冷めたら水気を切り、使いやすい大きさの冷凍保存が可能な袋に入れて冷凍庫で保存します。小分けにして保存すると使いやすいです。
画像元:http://www.asahi-kasei.co.jp/saran/preservation/vegetables/food13.html
●使う時は、電子レンジで解凍しても良いですし、薄めのだし汁で煮なおしても美味しくたべられます。
筍(たけのこ)の保存方法 その4 乾燥して保存
保存期間:約1年
画像元:http://ws-plan.com/sannsai/hoshi-takenoko.html
やり方
①あく抜きをした筍(たけのこ)をカットし、天日に干します。
通常3、4日でカラカラに乾燥しますが、ころあいを見て調節して下さい。
※小さめにカットしたほうが早く乾燥します。
②保存できる袋にいれて、シリカゲルなどの乾燥剤をいれておくとよいです。1年くらい保存できるそうです。
●調理する時は、良く洗った後水で1時間くらいつけて置き、それから茹でます。
まとめ
私は1週間で食べきるか、下味をつけて冷凍保存の方法しか知りませんでしたが、乾燥させたり塩漬けしたりすると、日持ちもするし食べたくなったときに使うことができますね。
乾燥させるとかさもへるので、使い勝手がよさそうです。
どの方法も筍(たけのこ)の食感を損なうことなく保存できるので、美味しくたべられますね。