家庭内で動悸や息切れ、なんだか体調がすぐれないなど、一見、更年期障害かな?と思うような症状ですが、その症状、もしかしたら夫が原因かも知れないそうです。
最近、新聞やテレビで目にする夫源病、読んで字のごとく夫が原因で妻が心身に不調をきたすことからこのような名前で呼ばれているそうです。
出典:http://wooris.jp/archives/122494
夫婦問題研究家の岡野あつ子さんは夫源病をこのように説明しています。
夫がいること自体がストレス、妻が夫へストレスを感じ、身体の不調まで引き起こします。
元々は更年期障害の専門医・大阪樟蔭女子大学の石蔵文信教授が夫源病と名付けたそうです。
正式な病気ではないものの、原因不明の症状に悩む女性たちの共通点をさぐったところ、夫へのストレスが挙がったそうです。
その症状はさまざまで、更年期障害とよく似ています。
●動悸
●息切れ
●うつ
●原因不明の不定愁訴
●全身の痛み
●のぼせ
●激しい頭痛
このようないろいろな症状が引き起こされるそうです。
夫源病になりやすい妻は
●夫に言い返せない専業主婦の妻
●もともと生真面目な妻
●真面目だけど頑固な夫をもつ妻
このようなタイプの妻が夫源病になりやすいタイプだそうです。
思い当たる人けっこういるのではないでしょうか。
妻を夫源病にしてしまう夫のタイプ
下記に当てはまる夫は要注意ですよ、3から5個当てはまっていれば、夫源病の予備軍だそうですから。しかし、もっと注意すべきは6つ以上の該当者です。すでに夫源病かもしれないです。
●外面が良い夫
●真面目で几帳面な夫
●妻や子供を養ってきたと自負する夫
●妻の外出先に一緒に行きたがる夫
●妻を異常に心配する夫
●夫婦だから言葉で言わなくても妻に自分の気持ちが伝わっていると思っている夫
●責任感が強い完璧主義の夫
●妻が自分にしてくれた行為にお礼を言ったことがない夫
●夫婦の記念日を覚えていない夫
●妻の外見の変化に気付かない夫
夫源病の対策とは
夫に言いたいことが言えない妻が実践するべきこと
①夫婦喧嘩をする(辛抱することがそもそもの原因で、身体に良くないので、嫌なことがあったらちょっとずつでもいいので口に出すことが大事)
夫も口に出してくれないと、妻の不満を知らずにいる場合が多いので、口にだすことで、気づいて直してくれるメリットがある
②距離をおく・3、4日旅行をする(夫の存在がストレスなので、距離をおくと症状が改善される)
妻もリフレッシュできるし、夫が妻のいるありがたみに気付くチャンスができる。また、妻以外の趣味などが見つかるばあいがある
夫源病の妻を持つ夫が実践すべきこと
①料理を覚えること(妻とのコミュニケーションがうまれる、また料理に関しては妻の方が上なので、上から目線の言動がなくなる)
実践すると、間違いなく夫婦の会話が増えるそうです。
まとめ
更年期障害かと思ったら、夫源病だったなんてことがあるかもしれません。原因不明の不定愁訴などに悩まされている人は一度石蔵文信教授の著書を読んでみると良いと思います。
夫に対して不満ばかり口にしては、大喧嘩が起こってしまいそうですが、我慢せずに言いたいことを小出しにして少しずつ嫌なところを改善してもらいましょう。
女性は空気を読むのが得意ですが、男性は意外と空気を読めない人が多いように思います。思い切って不満をぶつけてみると、「こんなことに不満をもってたのか」なんていうようなことも多くあるようです。
縁があって結婚した夫婦がこんな変な病気になるなんて悲しいですよね。お互いにストレスをためないように言いたいことを言いあえる夫婦でありたいですね。
もしも、夫源病になってしまった、もしくは夫源病になりやすい夫婦のタイプに当てはまってしまったら、ぜひ夫源病の対策を実行してみて下さいね。