3月22日のなないろ日和、房総の春野菜特集が放送されていました。南房総の春野菜の新しい食べ方をイタリアンの小崎シェフが考案し、披露してくれました。
房総の春野菜の定番「なばな」は主におひたしや辛し和えに「たけのこ」は味噌汁に若竹煮など、お料理がマンネリ化してしまう食材ですが、さすがイタリアンのシェフは目の付け所が違います。
たけのこを使ってパエリアを考えつくとはさすがです。味がたんぱくなたけのこはどんなお料理にも合う食材なのですが、パエリアは思いつかなかったです。
今年は一味違うたけのこ料理が楽しめそうです。
イタリアンの小崎シェフ考案「タケノコ和風パエリア」
材料(2人分)
●米・・・120g
●豚肉(細かくカットしたもの)・・・140g
●タケノコ・・・140g
●あさり・・・300g
●トマト・・・180g
●にんにく・・・1/2片
●玉ねぎ(みじん切り)・・・30g
●オリーブオイル・・・大さじ2
●合わせ出汁(カツオと昆布)・・・300ml
●塩・こしょう・・・適量
●イタリアンパセリ・・・適量
作り方
①フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ加熱する
②にんにくが色づいてきたら、豚肉、玉ねぎを入れ炒める
③塩・こしょうでしっかりめに味付けする(指3本で2振りくらい)
④強火でしっかり火を通す
⑤生米を加え炒める(生米が透き通ってくるまで)
⑥合わせ出汁を入れ、さらにあさり、たけのこを生の状態で入れ、さらにカットしたトマトも加え、ふたをして13分ほど加熱する
※ハッピーコールグルメパンという蓋つきのフライパン(蓋をすると圧力がかかるフライパン)を使用していたので、普通のフライパンだと20分は加熱が必要だと思います。
⑦炊きあがったらパセリを散らして完成
「真鯛とはまぐりの白ワイン蒸し なばなソース」
材料(2人分)
●真鯛(切身)・・・2枚
●塩・こしょう・・・適量
●薄力粉・・・適量
●オリーブオイル・・・大さじ2
●にんにく・・・1/4片
●はまぐり・・・2個
●なばな・・・9個
●白ワイン・・・大さじ3
●エクストラヴァージンオリーブオイル・・・適量
●・・・柚子の皮
作り方
①真鯛に塩・こしょうで下味をつけ小麦粉を軽くまぶしておく
ポイント!フッ素加工などが施されているフライパンは温まらないうちから食材をのせてOK
特に魚の場合は急に加熱されると身が反り返ったりするので、低温からじっくり焼く
②フライパンにオリーブオイルをいれ、その上に真鯛を皮のほうから焼き、キツネ色になったらひっくり返して反対側も焼く。焼けたら一旦取り出しておく
③フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、オリーブオイルににんにくの風味がうつったら、なばなを入れフライパンに敷き詰める
④敷きつめたなばなの上に真鯛をのせ、空いているスペースにはまぐりを入れ、真鯛に白ワインをかけ、蓋をして(5分)蒸し焼きにする
⑤はまぐりと真鯛を取りだし、なばなとエキスが出ているスープをフードプロセッサーにかける
⑥お皿になばなソースを敷き、その上に真鯛、はまぐりを盛りつけ、最後に千切りしたゆずの皮を添えて完成
まとめ
和食や中華に偏りがちなたけのこがイタリアンのシェフの手にかかると、パエリアになるとは驚きでした。イタリアンといっても出汁が和風なので、あっさりとした味のようです。
なばなもそのまま食材として食べるのではなく、ソースに変身とは!盛り付けた時のグリーンがきれいで、自宅に居ながらレストランでの食事を味わっているかのような錯覚をしてしまいそうです。
それにしてもハッピーコールグルメパン、焼いてよし、蒸してよし、食材をひっくり返すのも簡単のようで使い勝手がよさそうです。今まで購入をためらっていましたが、そろそろテフロン加工がダメになってきたフライパンをハッピーコールグルメパンに買い替えようかしら?すご~く欲しくなってしまいました。